IaaSクラウドを支えるサーバ・インフラ技術を学ぶハンズオン・セミナー(11/21開催)[終了]

■日 程:2011年11月21日(月)
■会 場:国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009・2010)

セミナー概要
日 時 2011年11月21日(月) 10:00~17:00(受付開始: 9:30)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
概 要 Amazon EC2/S3に代表されるIaaS(Infrastructure as a Service)クラウドの内部では、どのような技術が活用されているのでしょうか?Amazonが提供するクラウド内部の技術情報は公開されていません が、Eucalyptusに代表されるオープンソースのクラウド基盤ソフトウェアであれば、誰でも自由にその仕組みを調べることができます。
本セミナーの 第一部では、Amazon EC2/S3とAPI 互換を目指すオープンソースのクラウド基盤ソフトウェアであるEucalyptusについて、概要、利用方法、そして内部構造について解説します。
第二部 では、Eucalyptusで利用される主要なサーバ・インフラ技術について、基礎から解説を行いながら、IaaSクラウドを設計、構築、運用するために 知っておくべき技術要素を紹介していきます。 
本セミナーでは、Eucalyptusを利用して構築された教育用クラウド環境「edubase Cloud」を使用したハンズオンも行います。Eucalyptusの実践的な活用方法やIaaSクラウドを利用した分散コンピューティング (GlusterFSなど)の実現について、edubase Cloudの実環境を通して触れていただきます。クラウドの構築に興味のあるエンジニアの方だけではなく、サーバ・インフラ技術をクラウドの視点で基礎から学び直したいLinux/Unixエンジニアの方にもお勧めです。

■講師
・羽深 修(NTTデータ先端技術株式会社)
・中井 悦司(レッドハット株式会社 )

■プログラム:
第一部(担当講師:羽深)
・Eucalyptusとedubase Cloud(講義)
・edubase CloudによるIaaSインフラ活用演習(ハンズオン)

第二部(担当講師:中井)
・IaaSクラウドを支えるサーバ・インフラ技術(講義)
・edubase Cloudによるサーバ・インフラ技術活用演習(ハンズオン)

※演習は会場備え付けのPCを使います。

内容のレベル 入門
対 象 一般 ※20名(先着順)
・クラウドインフラの設計、構築、運用に興味のあるエンジニアの方。
・Linuxサーバの導入、運用経験のある方が望ましい。
参加費 無料
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会に所属されている方は優先的にご参加いただけます。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ先 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

プロセス分析ツールPATで学ぶ並行プロセスのモデル検査(10/24開催)[終了]

■日 程:2011年10月24日(月)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:Jin-Song Dong 准教授(The National University of Singapore), 藤本 洋 氏(キャッツ(株))
■参加費:無料
※セミナータイトルが講演内容に合わせて若干変更になりました。ご了承ください。(2011/10/13)

セミナー概要
日 時 2011年10月24日(月) 10:00~16:30(受付開始: 9:30)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 並行プロセスの解析や検証ツールの一つとして有名なPAT(プロセス分析ツール)の提案者、Jin-Song Dong博士(シンガポール国立大学)をお呼びしてリアルタイム性のモデル検査のチュートリアル、および、ハンズオンセミナーを開催いたします。ツールの提案者から直接最新のモデル検査ツールが学べるまたとない機会となっています。また午後の部では、実際にツールを使っていただきながら、具体的な使い方を解説いたします。
ぜひこの機会にお誘いあわせの上、ご参加ください。

■プログラム:
10:00-12:00 PAT Model Checking System
講演者:Jin-Song Dong 准教授, The National University of Singapore
13:30-16:30 PATハンズオン~ふれながら学ぶモデル検査
講師: 藤本 洋 氏(キャッツ(株))

※注意:午前の第1部は英語での講演となります(通訳なし)
※ 午後の部は会場に用意されたシンクライアントを使って演習を行います。ご自身のPCをお使いになりたい方は、以下のWebサイトからツールをインストールしてご持参くさい。
http:/pat.comp.nus.edu.sg/

■プログラム詳細
=== 第一部: PATチュートリアル ===
時間: 10:00-12:00
Title: PAT Model Checking System
講演者:Jin-Song Dong博士(the National University of Singapore・准教授)

[概要]
Popular model checkers like SPIN, SMV and FDR are designed for specialized domains and are based on restrictive modeling languages.
In this tutorial, we introduce our latest effort on combining the expressiveness of state, event, real-time and probability based languages with the power of model checking. We present a process analysis toolkit (PAT , http://pat.comp.nus.edu.sg), which is a self-contained verification system for system specification, simulation and verification. PAT supports a wide range of modeling languages including CSP# (short for communicating sequential programs). The idea is to treat sequential terminating programs, which may indeed be C# programs, as internal events. The result is a highly expressive modeling language which covers many application domains.
Since PAT is released 3 years ago, it has attracted 1300+ registered users from 300 organisations world wide.

[講演者プロフィール]
Jin-Song Dong received Bachelor (1st hon) and PhD degrees in Computing from University of Queensland in 1992 and 1996. From 1995-1998, he was a Research Scientist at the Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation in Australia. Since 1998 he has been in the School of Computing at the National University of Singapore (NUS) where he is currently Associate Professor and a member of PhD supervisors at NUS Graduate School. He is on the editorial board of Formal Aspects of Computing Journal and Innovations in Systems and Software Engineering, A NASA Journal. His research interests include
formal methods and software engineering. Some of his research work can be found at: http://www.comp.nus.edu.sg/~dongjs

=== 第2部: PATハンズオン~ふれながら学ぶモデル検査~
時間:13:30-16:30
講師: 藤本 洋 氏(キャッツ(株))

[概要]
本セミナーでは、プロセス代数(CSP)に基づくモデル検査ツールPAT (Process Analysis Toolkit)の基本的な使い方を理解します。実際にツールを使って頂きながら、PATを利用したモデルの作成方法、シミュレーション方法、検査方法を 解説します。

[講師プロフィール]
電気通信大学電気通信学研究科博士前期課程(情報工学)修了今までかかわった分野は銀行系(第三次オンライン)、ICカードシステム、電子手帳組み込みの ソフト、物理現象のシミュレーションと可視化、医療系システム、車載ネットワーク、モデル変換など。現職ではツール開発と形式手法ツールを担当する。現在、キャッツ株式会社 プロダクト事業本部 技術企画第2グループ 技術マネージャ。

内容のレベル 入門
対 象 一般 
※ 定員 第一部:30名,第二部:20名(先着順)
参加費 無料
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会に所属されている方は優先的にご参加いただけます。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ先 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp
講演資料 午前の部:資料1資料2

クラウドを学べる、体験できる、ワンデーセミナー(9/2開催)[終了]

■日 程:2011年9月2日(金)第一部:10:00-12:00 (9:30受付開始)
第二部:13:00-17:00 (12:30受付開始)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■主 催:NII 先端ソフトウェア工学国際研究センター(GRACEセンター)(第一部), NPO法人トップエスイー教育センター(第二部)

セミナー概要
日 時 2011年9月2日(金)
第一部:10:00-12:00 (9:30受付開始)
第二部:13:00-17:00 (12:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 [第一部:グリーンクラウド最前線]
10:00-10:50 「クラウド時代を支えるグリーンなストレージ技術動向」
【講演者】NEC システムプラットフォーム研究所 長谷部 賀洋 氏
10:50-11:40「静岡大学のクラウド化の現状と課題」
【講演者】静岡大学 情報基盤センター 副センター長 長谷川 孝博(准教授)
11:40-12:00 「オンデマンドクラウド提供サービス:CaaS(Cluster as a Service)」
【講演者】国立情報学研究所 GRACEセンター 横山 重俊(特任教授)[第二部:ハンズオン クラウドチュートリアル]
13:00-17:00 「edubase Cloudで学ぶクラウド入門~OpenStackを作ってみよう~」
【講師】NTTデータ先端技術株式会社 志田 隆弘 氏

本セミナーは二部に分かれており、どちらか一方だけご参加いただくこともできます。講演,チュートリアルは日本語で行われます。
参加ご希望の方は,下記よりご登録をお願いいたします:
http://grace-center.jp/regist/seminar
準備の都合上,第2部(チュートリアル)に参加される方は必ず前日までにご登録ください。
第二部は、NPO法人 トップエスイー教育センター主催ですので、同センター会員の方は優先してご参加頂けます。
なお、定員になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。
※講演内容、場所等が変更になる場合があります。

対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費 無料
詳細情報 最新の情報は下記Webページを確認ください。
http://grace-center.jp/event/node/80

 

フィジカルコンピューティング入門 ~エコセンサ:家電機器の消費電流を測定しよう~(8/30開催)[終了]

■日 程:2011年8月30日(火) 10:00-17:00(9:30受付開始)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:桑田喜隆(株式会社NTTデータ 技術開発本部)
■参加費:
参考図書なし:会員 5,000円、非会員 6,000円(いずれも税込み)
参考図書つき:会員 6,600円、非会員 7,600円(いずれも税込み)
※機器購入の関係上、申し込みの締め切りは、前日までとなります。
※参考図書、関連図書は当日割引価格にて購入可能になりました。それに伴い、参加費に、参考図書なしの価格とともに参考図書つきの価格を追加いたしました。(2011/8/23)

セミナー概要
日 時 2011年8月30日(火) 10:00-17:00(9:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 フィジカルコンピューティング(†)は入出力装置やユーザインタフェース等をすばやく試作して、その有効性を検証する仕組みです。研究目的ばかりでなく、メディアアートやホビー分野でも広く使われるようになっています。本セミナーでは、フィジカルコンピューティングの考え方や最新動向を紹介いたします。また、後半は体験型のワークショップとして、電流センサを使ってパソコンから家電機器などの消費電流を測定する簡単な装置を作成します。収集したデータはインターネットのデータ共有サービスにアップロードする方法も紹介します。

ブレッドボード(差し込み式の配線板)を使いますので、ハンダ付けの必要はありません。ハードウエアの作成は初めてという方も参加できます。ワークショップでは、国産のフィジカルコンピューティング用のデバイス(Pepper(‡))を利用します。必要な機器は、すべて参加費に含まれております。USBに接続可能なノートパソコンのみご持参下さい。

【セミナーに含まれる機材】
・電流センサ組み立て部品 一式
・Pepper フィジカルコンピューティング用のデバイス
【持ち込みをお願いする機材】
・Windows / MacOSXの動くパソコン。
・USBポートがあること。
【参考図書】
桑田 喜隆,Gainer互換Pepperでフィジカル・コンピューティング,CQ出版
【関連図書】
「FunnelとPepperを使って省エネ・センサを作ろう」エレキジャックNo.14 特設記事(1)、フィジカル・コンピューティング・デバイスの活用事例、 CQ出版

(†)フィジカルコンピューティングについては、情報処理8月号(Vol.52,No.8)の特集「夏休み工作のためのフィジカルコンピューティング」をご覧ください。

(‡) Pepperは、下の写真のようなキットになり、受講料に含まれます。(測定器は受講料に含まれません)

内容のレベル 入門
講 師 桑田喜隆(株式会社NTTデータ 技術開発本部)
対 象 一般 ※ 定員 10 名(先着順)
参加費 参考図書なし:会員 5,000 円、非会員 6,000円(いずれも税込み)
参考図書つき:会員 6,600円、非会員 7,600円(いずれも税込み)※NPO法人 トップエスイー教育センター会員は会員としてお申込ください。
※参加費の一部(10%)を、東日本大震災の義援金として寄付いたします。
※機器購入の関係上、申し込みの締め切りは、前日となります。
※「会員」:NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会に所属されている方は会員割引の対象となります。
※受講料は当日受付にて現金でお支払いください.その他の支払い方法をご希望の方は,事前にメールで inquiry@topse.or.jp までお知らせください.
※参考書籍・関連図書は,当日割引にて購入いただける予定となっております.
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ窓口 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

 

VDM、SPINから始める形式手法入門(8/8-12開催)[終了]

■日 程:2011年8月8日(月)-12日(金) 各日とも17:30-19:30(17:00受付開始)
※初日のみ参加も可能です。
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:国立情報学研究所 石川 冬樹,田辺 良則
■参加費:一般会員 無料、一般非会員 18,000円(税込み)
学生会員 無料、学生非会員 10,000円(税込み)
※初日のみ参加の場合、参加費は無料です。
※一般・学生非会員の参加費の記載が誤っておりました。お詫びいたします。(8月2日訂正)

セミナー概要
日 時 2011年8月8日(月)-12日(金) 各回 17:30-19:30(17:00受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 近年,ソフトウェア開発における効率的な信頼性向上のためのアプローチとして,形式手法が注目され話題になっています.一方で,言葉は聞いたことがあってもなかなか実際に自身で触れる機会がなく,ニーズに合うものなのかよくわからないという方も多いのではないかと思います.また「形式手法」とはあくまでアプローチの総称であり,実際の活用においては多様な手法・ツールから問題に適したものを選んだり,その活用方針を議論し定めていったりする必要があります.本セミナーでは,まず形式手法の考え方を知るため,また実感するため,代表的な手法・ツールとしてVDM,SPINの概要を紹介するとともに,それらを使った簡単な演習を行います.加えて,それらとの比較を通して他の手法・ツールの概要についても紹介するとともに,近年盛んに公開されている応用事例の調査報告や適用ガイダンス等についても紹介します.各回の構成は下記の通りです.

8/8(月)1日目:形式手法概論
・ 形式手法の位置づけ・基本的な考え方
・ VDM,SPINの位置づけ・基本的な考え方

8/9(火) 2日目:VDM++入門
・ VDM++言語,Overture IDE/VDMToolsを用いた形式仕様記述入門,演習

8/10(水)3日目:SPIN入門
・ SPINを用いたモデル検査入門,演習

8/11(木) 4日目:形式手法ツール概論
・ VDM,SPINと対比しての様々な手法・ツールの紹介

8/12(金) 5日目:応用事例紹介
・ 応用事例の調査報告や適用ガイダンス等の紹介

内容のレベル 入門
講 師 石川 冬樹,田辺 良則
対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費 一般会員 無料、一般非会員 18,000円(税込み)
学生会員 無料、学生非会員 10,000円(税込み)
※初日のみ参加の場合、会員種別に関わらず参加費は無料です。
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員は会員としてお申込ください。
※参加費の一部(10%)を、東日本大震災の義援金として寄付いたします。
※「会員」:NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会に所属されている方は会員割引の対象となります。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
お問合せ窓口 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

【TopSE特別講義】「クラウド実践」(10/15, 22開催)[終了]

震災の影響で延期しておりましたトップエスイー特別講義「クラウド実践」を、3学期の10月15日(土)、10月22日(土)の2日間にて行う予定です。

<1日目 10/15 10:30-18:00>

第1回: クラウドコンピューティング基盤 10:30-12:00
第2回: Web 三層モデル(1) 13:00-14:30
第3回: Web 三層モデル(2) 14:45-16:15
第4回: Web 三層モデル(3) 16:30-18:00

<2日目 10/22 13:00-18:00>

第5回: Map-Reduce(1) 13:00-14:30
第6回: Map-Reduce(2) 14:45-16:15
第7回: MPI (分散モデル検証を例に) 16:30-18:00

なお、「クラウド実践」は「トップエスイー科目単位受講」の対象となっております。受講を希望される場合には、8月18日までにお申し込みください。

申し込み、お問い合わせは、

NPO法人トップエスイー教育センター事務局 (inquiry[at] topse.or.jp)(※ [at] は @ に置き換えてください)までお願いします。

 

Coqで学ぶ定理証明入門(7/12開催)[終了]

■日 程:2011年7月12日(火)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:(有)ITプランニング 今井宜洋

セミナー概要
日 時 2011年7月12日(火) 10:00-17:00(9:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 ソフトウェアの不具合を防ぐ技術として定理証明器を使った検証技術が着目されています。定理証明器は実際に動作するプログラムのふるまいを保証できる形式手法です。特にその一つであるCoqは強力な仕様記述能力を持ちながら、証明を支援する機構を備えています。本セミナーでは、検証技術の基本からCoqを使った関数型プログラミングのテクニックと、タクティックを使った証明の技法までを学びます。さらに、企業での取り組みや例題を交えながら既存のプロジェクトで運用するときの問題や注意点について考えていきます。

なお、本セミナーでは、会場に設置されたシンクライアントを使いCoqの演習を行います。もし、ご自身のPCで演習されたい場合は、下記を参考にCoqの環境をインストールし、ご持参ください。
http://www39.atwiki.jp/fm-forum/pages/16.html

内容のレベル 入門、形式仕様記述
講 師 (有)ITプランニング 今井宜洋
対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費 一般会員 無料、一般非会員 16,000円(税込み)
学生会員 無料、学生非会員 8,000円(税込み)
※会費の一割は、東日本大震災の義援金に寄付いたします。
※NPO法人 トップエスイー教育センター、日本ソフトウェア科学会の会員の方は割引の対象となります。
受講料は当日受付にて現金でお支払いください.その他の支払い方法をご希望の方は,事前にメールで inquiry@topse.or.jp までお知らせください.
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ先 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

【TopSEチュートリアル】MindStormで学ぶ、UPPAALによる時間制約の検証(6/6開催)[終了]

■日 程:2011年6月6日(月)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:(株)東芝 長谷川 哲夫、イーソル(株) 宇佐美 雅紀

セミナー概要
日 時 2011年6月6日(月) 10:00-17:00(9:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 ソフトウェア開発の上流工程で信頼性を向上させる技術として,形式手法の一つであるモデル検査による設計検証が注目されています。モデル検査は、システ ムが取り得る全状態を網羅的に検査し、システムが要求された性質や挙動を満たさない状態に到達する場合は、その状態に至るまでのパスを発見することができ ます。これにより、微妙なタイミングや多くの条件が重なることで発生する不具合の発見・解析に有効です。
本チュートリアルでは,特に時間制約を扱えるモデル検査ツールUPPAALを使って検証する方法について解説します。前半では、時間に関する情報を UPPAALでモデル化し、時間制約を検証する手法の概要を説明します。後半では、LEGO Mindstorm製のブロックソーター(LEGOブロックを色分けする機械)を例題に、実世界の時間制約をモデル化し検証する実習を行います。さらに、実際の開発におけるUMLによる設計モデルと、UPPAALによる検査モデル、ソースコードとの関係を考えていきます。

下記がチュートリアルの内容になります。

・モデル検査ツールUPPAAL概論
・UPPAALの紹介
・UPPAALのモデル
・時間制約の検証
・時間が扱えると何がうれしいか
・モデルに表現すべき時間の種類とモデル化に際しての留意点など
・例題を基に、UPPAALによる検証を実習
・LEGO Mindstorm製ブロックソーターを用いてUPPAALを使った時間制約の検証を実習する

※トップエスイーチュートリアルは、GRACEセンターが実施しているトップエスイーの科目の内容を分りやすく1日で学べるチュートリアルです。本チュートリアルの詳細は、トップエスイーの開講科目「性能モデル検証」で学べます。詳細は事務局までお問い合わせください。

内容のレベル 応用
講 師 (株)東芝 長谷川 哲夫、イーソル(株) 宇佐美 雅紀
対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費 一般会員 10,000円(税込み)、一般非会員 23,000円(税込み)
学生会員 3,000円(税込み)、学生非会員 8,000円(税込み)
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会、に所属されている方は会員としてお申込ください。
※キャッツ株式会社からの割引券をお持ちの方は、会員割引の対象となります。
※参加費の一部(10%)を、東日本大震災の義援金として寄付いたします。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会、キャッツ株式会社
お問合せ先 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

SMVで学ぶモデル検査入門(5/26開催)[終了]

■日 程:2011年5月26日(木)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:早水 公二(株式会社フォーマルテック)

セミナー概要
日 時 2011年5月26日(木) 10:00-17:00(9:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 近年、産業界で注目を集めている形式手法の1つであるモデル検査の入門講座です。モデル検査はシステムが取り得る全状態を網羅的に検査するため、要求された性質や挙動を満たさない状態が1つでもあれば、その状態に至るまでのパスを発見することができます。微妙なタイミングや多くの条件が重なることで発生する不具合の発見・解析に非常に有効です。本セミナーでは、モデル検査の概要に加えて、企業での取り組みやデモ、多くの例題を交えながら初心者の方にも分かりやすく説明します。また、演習問題も用意していますので、実際にモデル検査ツールSMVを操作することで、より深い理解を得ることができます。
内容のレベル 基礎
講 師 早水 公二(株式会社フォーマルテック)
対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費(税込) 一般会員 10,000円、一般非会員 23,000円
学生会員 3,000円、学生非会員 8,000円
※参加費の一部(10%)を、東日本大震災の義援金として寄付いたします。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
お問合せ窓口 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp

 

ソフトウェア技術者・研究者のための暗号入門 (5/24開催)[終了]

■日 程:2011年5月24日(火)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:伊豆 哲也、森川 郁也 (株式会社富士通研究所 セキュアコンピューティング研究部)

セミナー概要
日 時 2011年5月24日(火)10:00-17:00(9:30受付開始)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 暗号は紀元前から知られている技術ですが、インターネットの普及や情報技術の進展を経て、現在では極めて身近な技術になっています。多くの場合、利用者が暗号の仕組みにまで触れることはありませんが、より高い安心・安全を達成するには、暗号の原理や機能を理解することが重要です。実際、不適切な暗号の使い方によって問題が生じることがあります。
本講義では、暗号技術の中で重要な技術である共通鍵暗号・公開鍵暗号・ディジタル署名・ハッシュ関数などの要素技術の仕組みや安全性を説明し、その原理や利用法を習得してもらうことが目的です。また、実際のシステム開発の場面を想定して、暗号技術の選択・実装・開発法も紹介する予定です。
1. 暗号技術とは
2. 共通鍵暗号
3. 公開鍵暗号・ディジタル署名
4. 単純な秘匿認証からより高度な機能へ
5. 暗号技術の実装・開発について

参考書:今井秀樹(監修)、伊豆哲也、岩田哲、佐藤証、田中実、 花岡悟一郎著, 「トコトンやさしい暗号の本」,日刊工業新聞社,2010年

内容のレベル 基礎
講 師 伊豆 哲也、森川 郁也
(株式会社富士通研究所 セキュアコンピューティング研究部)
対 象 一般 ※ 定員 36 名(先着順)
参加費 会員:1,500円、一般非会員:12,000円、学生:1,500円
※参加費には参考書代(1,470円)を含みます。
※日本ソフトウェア科学会会員, 情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会会員の方は参加費は1,500円(会員扱い)となります
※参加費の一部(10%)を、東日本大震災の義援金として寄付いたします。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会
お問合せ窓口 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp