プロセス分析ツールPATで学ぶ並行プロセスのモデル検査(4/17)[終了]

■日 程:2014年4月17日(木)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
■講 師:Jin-Song Dong 准教授(The National University of Singapore),
藤本 洋 氏(キャッツ(株))
■参加費:午前の部:無料、午後の部:非会員は有料

セミナー概要
日 時 2014年4月17日(木) 10:00 ~ 16:30 (受付開始: 9:30)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
概 要 並行プロセスの解析や検証ツールの一つとして有名なPAT(プロセス分析ツール)の提案者、Jin-Song Dong博士(シンガポール国立大学)をお呼びしてリアルタイム性のモデル検査のチュートリアル、および、ハンズオンセミナーを開催いたします。午前は、ツールの 提案者から直接最新のモデル検査ツールが学べるまたとない機会となっています。また午後の部では、実際にツールを使って頂きながら、PATを利用したモデルの作成方法、シミュレーション方法、検査方法、時間制約表現の機能など学べます。ぜひこの機会にお誘いあわせの上、ご参加ください。■プログラム:
10:00-12:00 Event Analytics and Verification: The PAT approach
講演者:Jin-Song Dong 准教授, The National University of Singapore
13:30-16:30 PATハンズオン~ふれながら学ぶモデル検査
講師: 藤本 洋 氏(キャッツ(株))

※注意:午前の第1部は英語での講演となります(通訳なし)。また午前の部のみの参加は無料です。
※ 午後の部は会場に用意されたシンクライアントを使って演習を行います。ご自身のPCをお使いになりたい方は、以下のWebサイトからツールをインストールしてご持参くさい。
http://pat.comp.nus.edu.sg/

■プログラム詳細
=== 第一部: PATチュートリアル ===
時間: 10:00-12:00
Title: Event Analytics and Verification: The PAT approach
講演者:Jin-Song Dong博士(the National University of Singapore・准教授)

今回は、並行プロセスの解析や検証ツールの一つとして有名なPAT(プロセス
分析ツール)の提案者、Jin-Song Dong博士(シンガポール国立大学)をお呼び
してリアルタイム性のモデル検査技術の導入から最新動向までを講演して頂き
ます。直接最新のモデル検査ツールが学べるまたとない機会となっています。
また、午後は、NPO法人トップエスイー教育センターが主催のハンズオンセミナー
もございます。ぜひ、そちらもご参加ください。

[概要]
Abstract: Popular model checkers like SPIN, SMV, and FDR are designed
for specialized domains and are based on restrictive modeling
languages. In this talk, we introduce our latest work on combining the
expressiveness of state, event, real-time, and probability-based
languages with the power of model checking. We present the process
analysis toolkit (PAT), which is a self-contained reasoning system for
system specification, simulation, and verification. PAT currently
supports a wide range of 20 different modeling formalism/languages,
including CSP# (short for “communicating sequential programs,” which
is based on Hoare’s CSP). The idea is to treat sequential terminating
programs–which may indeed be C# programs–as internal events. The
result is a highly expressive modeling language which covers many
application domains. Recently, we have successfully applied PAT to AI
planning problems [FMSD’13] and developed verification modules for
real-time and probabilistic systems [CAV’12’13].These recent research
results set a solid foundation for a new research direction; that is
to apply model checking as Service to event planning/prediction,
strategy analysis and decision making, which we call “Event
Analytics”. “Data” are static information where “Event” are more
dynamic and often involve causality, communication, timing and
probability. Event Analytics can offer a new set of technologies that
is beyond static “Data Analytics”. In this seminar, we will introduce
PAT system and its vision. (http://www.comp.nus.edu.sg/~pat/)

[講演者プロフィール]
Bio: Jin Song Dong received Bachelor (1st hon) and PhD degrees in
Computing from University of Queensland in 1992 and 1996. From 1995
to1998, he was research scientist at CSIRO in Australia. Since 1998 he
has been in the School of Computing at the National University of
Singapore (NUS) where he is currently Associate Professor. He is the
deputy director of Singapore-French joint Research lab IPAL. Jin Song
is on the editorial board of ACM Transaction on Software Engineering
and Methodology and Formal Aspects of Computing. He has been
general/program chair for a number of international conferences,
including the general chair of 19th FM 2014 in Singapore. Jin Song has
been a Visiting Fellow (2006) at Oxford University, UK, and a Visiting
Associate Professor (since 2009) at National Institute of Informatics,
Japan. He has supervised 16 PhD students to their successful
completion in the areas of formal methods, model checking, theorem
proving, real-time and probabilistic reasoning, web ontology and
pervasive computing. Many of his PhD students have become faculty
members in leading universities around the world. Jin Song and his two
former PhD students Jun & Yang have founded the model checker PAT
(Process Analysis Toolkit) which has attracted 3000+ registered users
from 800+ organizations in 71 countries. Outside of Work, he plays
competitive tennis and is a registered tennis coach teaching top
ranked junior players in Singapore (including his own 3 kids). He also
developed Markov Decision Process (MDP) models for tennis strategy
analysis in PAT with a special case study on Federer vs Nadal.
(https://www.comp.nus.edu.sg/~dongjs/
)
=== 第2部: PATハンズオン~ふれながら学ぶモデル検査~
時間:13:30-16:30
講師: 藤本 洋 氏(キャッツ(株))

[概要]
本セミナーでは、プロセス代数(CSP)に基づくモデル検査ツールPAT (Process Analysis Toolkit)の基本的な使い方を理解します。実際にツールを使って頂きながら、PATを利用したモデルの作成方法、シミュレーション方法、検査方法を解説します。また、今回の演習では、基本的な表現であるCSPモデルに加えて、 CSPに時間制約表現を記述できる様に拡張したTimedCSPのモデルも紹介する予定です。
[講師プロフィール]
電気通信大学電気通信学研究科博士前期課程(情報工学)修了今までかかわった分野は銀行系(第三次オンライン)、ICカードシステム、電子手帳組み込みの ソフト、物理現象のシミュレーションと可視化、医療系システム、車載ネットワーク、モデル変換など。現職ではツール開発と形式手法ツールを担当する。現在、キャッツ株式会社 プロダクト事業本部所属技術マネージャ。

定 員 第一部:36名,第二部:20名(先着順)
参加費 午前はGRACEセミナーとして開催し、参加費無料となります。
午後:非会員:(一般) 5000円、(学生) 無料
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員、日本ソフトウェア科学会会員、トップエスイー受講生、もしくはキャッツ(株)からの招待状をお持ちの方は、無料で参加いただけます。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
キャッツ株式会社
参加お申込み 以下の参加申し込みフォームよりご登録をお願いします。
 URL:http://form1.fc2.com/form/?id=906892

【トップエスイー特別講義】OpenStackクラウド基盤構築・ハンズオンセミナー(3/3,4)

セミナー概要

日時:
(1)2014年3月3日(月) 13:00-17:00
(2)2014年3月4日(火) 13:00-17:00
(それぞれ開始30分前より受付開始)
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム(2009/2010)
概要:
OpenStackを利用したIaaSクラウド基盤の設計・構築・運用の基礎となる技術解説を行います。OpenStackの利用方法と内部構造の解説に加えて、実機によるハンズオンを通して、OpenStackの環境構築とIaaSクラウドの利用方法を学びます。
講師:
中井悦司 (レッドハット株式会社)
プログラム:
(予定)
(1)1日目
3/3 (月) 13:00-17:00
・OpenStackの概要と基本機能
・All-in-one構成での環境構築(ハンズオン)
・仮想マシン構築自動化技術
・仮想マシン構築自動化演習(ハンズオン)

(2)2日目
3/4 (火) 13:00-17:00
・OpenStackの内部構造
・複数ノード構成での環境構築(ハンズオン)
・Neutronの内部構造とSDN

講義資料は下記URLで事前公開しています。
http://d.hatena.ne.jp/enakai00/20140106/1388978670

定員:
★原則として2日間受講してください。
両日とも20名
※定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
参加費:
NPO法人トップエスイー教育センター会員:無料
非会員:(一般)30000円 (学生)10000円
2日間通じての料金です。(1日のみ参加の場合も変わりません)
参加申込方法:
※定員に達しましたので、お申し込みは締め切りました。
主催:
NPO法人 トップエスイー教育センター
協力:
国立情報学研究所 GRACEセンター
お問合せ窓口:
inquiry@topse.or.jp

要求工学ワーキンググループ 第9回東京サブワークショップ(11月12日)【後援】[終了]

2013年11月12日(火)に情報処理学会主催のソフトウェア工学研究会
要求工学ワーキンググループ第9回東京サブワークショップを行い、
約15名の方が参加し、活発な議論と演習が行われました。


情報処理学会 ソフトウェア工学研究会 要求工学ワーキンググループ
第9回東京サブワークショップ(2013年11月12日)参加募集

1.はじめに
2010年の12月に第1回東京サブワークショプを開始して以来,
要求定義における課題解決への貢献と,要求工学技術・研究の深耕・発展を
目指し,ワークショップ自体で「要求工学」を実践しております.
第9回も,国立情報学研究所にて3部構成のワークショップを開催いたします.
皆様のご参加をお待ちしております.

プログラムは以下の通りです.
第一部では,企業の技術者,研究者による研究報告と討論を行います.
第二部では, 学芸大学の櫨山淳雄先生による基調講演を予定しております.
第三部では,参加者による参加型演習を中心とした討論を行います.


2.開催日時

2013年11月12日(火)
13:00~17:45(予定)(12:30~ 受付)


3.開催場所

国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2010室)
http://www.nii.ac.jp/access/


4.プログラム

第一部 事例,および研究発表と討論 13:00-14:00
鵜飼孝典氏(富士通研究所)
「ステークホルダ分析とゴールグラフの品質を用いた要求獲得支援」

増田礼子氏(フェリカネットワークス株式会社)
「ソフトウェア開発における欠陥分析とHAZOPのガイドワードを用いたリスク観点導出の方法」

第二部 基調講演 14:15-15:15
櫨山淳雄氏(学芸大学教育学部技術・情報科学講座)
「セキュリティ要求工学技術とその実効性」
第三部 参加型課題討論 15:30-17:30
ソフトウェアセキュリティ知識ベースを活用した学習環境

懇親会 18:00- 国立情報学研究所内にて

最新のプログラムは、要求工学ワーキンググループ東京サブワークショップのWebサイトをご確認ください。


5.主催

主催: 情報処理学会 ソフトウェア工学研究会,要求工学ワーキンググループ
協力: 国立情報学研究所 GRACEセンター トップエスイープロジェクト
後援: NPO法人 トップエスイー教育センター


6.事務局

実行委員東京サブワークショップ:http://www.fuka.info.waseda.ac.jp/rewg-sub/index.html
東京サブワークショップ事務局:rewg-sub-staff@ml.twcu.ac.jp
中谷多哉子(筑波大学)
妻木俊彦(国立情報学研究所)
白銀純子(東京女子大学)
位野木万里(東芝ソリューション)
ご協力: 吉岡信和(国立情報学研究所)


7.参加募集方法

下記フォームにて2013年11月10日(日)までに事務局(rewg-sub-staff@ml.twcu.ac.jp)までメールにてお申し込み下さい.

(事務労力削減のため,特に事務局からの返信メールは出しておりません.
参加のために,事務局からの返信メールが必要な方は,
参加申し込みの備考欄に,その旨,お知らせください.)

・ワークショップ参加費:無料

————————-参加申し込みフォーム———————–
東京サブワークショップ(2013年11月12日)に参加します。
・御所属:
・御芳名:
・メールアドレス:
・備考:
・懇親会(有料):参加する/参加しない(不要な方を削除してください)
・今後のご案内は: 不要/必要である.
—————————————————————–
懇親会の詳細は後日ご案内いたします.会費2000~3000円の予定です.
以上
—————————————————————–


『セキュア・プログラミング講座(Webアプリケーション編)』第2弾:マッシュアップ(12/13)[終了]

セミナー概要

資料:
日時:
2013年12月13日(金) 15:00-17:00 (受付開始 14:30)
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009/2010)
概要:

本セミナーでは、マッシュアップにおけるセキュリティ論点を解説します。
具体的には、IPAから公開されている『セキュア・プログラミング講座』の「Webアプリケーション編」の「マッシュアップ」の章(注1)において扱われている論点の中から、主要な論点をピックアップして解説します。これにより、今日的なWebアプリケーション開発案件にありうる新たなセキュリティ論点についての知識を学ぶことができます。
セミナーでは、まず、「Web API(Webサービス)」についての基礎知識を確認し、「マッシュアップの構図」について学びます。次に、ブラウザオブジェクトについての基礎知識を確認します。
これらの基礎知識に基づいて、「クライアント側コードに起因するスクリプト注入」、ブラウザからみた「同一源泉(same origin)」と「他源泉(cross origin)」について学びます。
最後に、このセミナーにおいて扱わない論点についての学習方法について紹介します。

注1:IPAの『セキュア・プログラミング講座』「Webアプリケーション編」本編の「マッシュアップ」の章は、こちらにあります。

参考リンク:第8章 マッシュアップ「WebサービスとマッシュアップAPI」
     :IPAセキュア・プログラミング講座

講師:
宮川寧夫、長谷川武(独立行政法人 情報処理推進機構)
プログラム:
(予定)
前半:
0. 導入
1. Web API(Webサービス)
2. マッシュアップの構図
3. ブラウザオブジェクト
<休憩>
後半:
4. クライアント側コードに起因するスクリプト注入
5. 「同一源泉」と「他源泉」
6. 他のマッシュアップ論点の学習方法【前提知識】
クライアント側のJavaScriptコードを書いたことがある方、もしくはJavaScriptの知識をお持ちの方を想定しています。
定員:
36名
※原則先着順としますが,NPO法人トップエスイー教育センター、日本ソフトウェア科学会の会員の方は優先的に受講いただけます。定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
参加費:
無料
参加申込方法:
下記サイトよりお申込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=614321
主催:
NPO法人 トップエスイー教育センター
協力:
国立情報学研究所 GRACEセンター
協賛:
日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ窓口:
inquiry@topse.or.jp

Event-B/RODIN集中セミナー(11/15-16)[終了]

セミナー概要

日時:
(1)2013年11月15日(金) 10:00-12:00
産業界での経験に関する講演
(2)2013年11月15日(金) 13:00-17:00
Event-B/RODINセミナー(基礎編)
(3)2013年11月16日(土) 13:00-17:00
Event-B/RODINセミナー(発展編)
(それぞれ開始30分前より受付開始)
※ 部分的にご参加いただくこともできます。詳細はプログラムをご参照下さい。
※ セミナー(2)/(3)についてはPCをご持参下さい.
会場:
国立情報学研究所 12階 会議室(1208/1210)
概要:
ソフトウェアの信頼性を効率よく高めるためには,上流工程の時点における取り組みが重要とされます.実装やテストに至る前に,不具合の元となる曖昧さや不整合を,仕様など上流工程の成果物の時点で排除するという考え方です.これに対して日本国内では近年,厳密な言語を用いたモデル記述と検証を行う形式手法が注目されています.フェリカネットワークでのVDM手法の適用事例がよく知られています.
一方欧州を中心に,ソフトウェア外の環境も含めたシステム全体の記述,仕様の複雑さの分解といった特徴を持つEvent-B手法が盛んに取り組まれています.DSFにおけるガイダンス,IPAによる実証実験などEvent-Bは用いられています(下記リンク参照).
本セミナーは,Event-B活用の支援ツールRODINの研究開発におけるコーディネーターを務めたA. Romanovsky教授をはじめとし,欧州から4人の専門家を招いてEvent-Bに関する講演,セミナーの場を設けます.産業界での経験に関する講演をはじめ,実際にツールを利用したEvent-B/RODINセミナーを基礎編,発展編と開催いたします.

一部のみの参加も可能となっていますので,ぜひふるってご参加下さい.

※ 講演,セミナーは英語にて行われますが,日本人のアシスタントが必要に応じお手伝いをします.

参考リンク
http://www.event-b.org/
http://www.nttdata.com/jp/ja/dsf/
http://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/reports/20120420.html

講師:
Alexander Romanovsky 教授(ニューカッスル大学・イギリス)
Alexei Iliasov 博士(ニューカッスル大学・イギリス)
Elena Troubitsyna 准教授 (オーボ・アカデミー大学・フィンランド)
Linas Laibinis 講師 (オーボ・アカデミー大学・フィンランド)
石川 冬樹 准教授(国立情報学研究所)
プログラム:
(予定)
(1) 産業界での経験に関する講演
11/15 (金)10:00-12:00

この講演では,欧州でのEvent-B手法に関する産業界での経験について報告をします.実際のプロジェクト,パイロットプロジェクトに関し,異なる抽象度でのどのような側面をモデル化・リファインメントしたのか,どのような性質を検証したのか,どう効率的な活用を目指したのかなどについて議論します.

対象:形式手法に関し,技術詳細ではなく応用アプローチに興味がある方々
VDMによる仕様記述やフェリカネットワークの事例など,形式手法やその応用に関する知識や技術的な経験があれば理解が深まると考えられますが,必須ではありません.

(2)Event-B/RODINセミナー(基礎編)
11/15 (金) 13:00-17:00

このセミナーでは,Event-B手法とその活用を支援するツールRODINに関する入門を行います.Event-Bは,複雑な構造と振る舞いを徐々に導入し(段階的詳細化),厳密な仕様を構築するための手法です.最終的に得られる全体的な仕様が正しくなるように,各段階でのモデルに対して検証を行っていきます(Correctness by Construction).

対象: Event-BとRODINツールについて学習,利用をしてみたい技術者の方々.VDMなど他の形式手法や,厳密な仕様記述に関する基礎知識(命題論理,一階述語論理など)に関する事前の経験があれば理解が深まると考えられますが,必須ではありません.

(3)Event-B/RODINセミナー(発展編)
11/16 (土) 13:00-17:00

このセミナーでは,Event-B手法とRODINツールを用いた検証について,発展的な議論と体験を行います.特に,安全性分析や耐故障性のモデル化など,システムディペンダビリティのためのモデル化と検証について,詳細な検討を行います.

対象: Event-Bを用いた検証についてより深い理解を得たい技術者の方々
前日の基礎編セミナーに参加できない場合でも,前日の資料を自習用に送付するなど,可能な限り補足を行うようにします.その場合,自習を行うために,他の形式手法や,厳密な仕様記述に関する基礎知識(命題論理,一階述語論理など)に関する事前の経験があることが望ましいです.

定員:
60名
※原則先着順としますが,NPO法人トップエスイー教育センター、日本ソフトウェア科学会の会員の方は優先的に受講いただけます。定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
参加費:
無料
参加申込方法:
下記サイトよりお申込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=631867
主催:
NPO法人 トップエスイー教育センター
協力:
国立情報学研究所 GRACEセンター
協賛:
日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学の基礎研究会
お問合せ窓口:
inquiry@topse.or.jp

『セキュア・プログラミング講座(Webアプリケーション編)』ブートアップセミナー(6/28)[終了]

セミナー概要

当日資料:
日時:
2013年6月28日(金)15:00-16:45(受付開始: 14:30)
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009/2010)
講師:
宮川寧夫、長谷川武(独立行政法人 情報処理推進機構)
概要:
本セミナーでは、Webアプリケーションを構築する際に考慮すべきセキュリティについての概要を解説します。具体的には、IPAから公開されている『セキュア・プログラミング講座』(注1)の「Webアプリケーション編」において扱われている論点の中から、主要な論点をピックアップして解説します。これにより、単純なものから高度な論点の順に段階的に必要なセキュリティ知識を学ぶことができます。セミナーでは、まず、「HTTPプロトコル」仕様の基礎知識を確認し、「SQL注入」や「スクリプト注入(XSS)」の論点について学びます。次に、セッションメカニズムとアクセス認証についての基礎知識を確認して、「セッションハイジャック(Session hijacking)」や「セッションフィクセーション(Sessionfixation:セッションIDのお膳立て)」の論点について学びます。その次に、「アクセス認可の実装」について学びます。最後に、このセミナーにおいて扱わない論点についての学習方法について指導します。

前半:(45分)
0. 導入
1. SQL 注入
2. スクリプト注入(XSS)
3. セッションメカニズムとアクセス認証についての基礎

休憩:(15分)

後半:(45分)
4. セッションハイジャック(Session hijacking)
5. セッションフィクセーション(Session fixation:セッションIDのお膳立て)
6. アクセス認可の実装
7. 他の論点の学習方法

注1:
IPAの『セキュア・プログラミング講座』の本編は、下記の通り開発工程
(開発ライフサイクルプロセス)の枠組みのもとに整理してあります。
http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/programming/index.html

定員:
36名
※原則先着順としますが,NPO法人トップエスイー教育センターの会員の方は優先的に受講いただけます。定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
参加費:
無料
参加申込方法:
下記サイトよりお申込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=631867
主催:
NPO法人 トップエスイー教育センター
協力:
国立情報学研究所 GRACEセンター
協賛:
独立行政法人 情報処理推進機構
お問合せ窓口:
inquiry@topse.or.jp

第8回東京サブワークショップ(5/13)[終了]

2013年5月13日(月)に情報処理学会主催のソフトウェア工学研究会
要求工学ワーキンググループ第8回東京サブワークショップを行い、
約18名の方が参加し、活発な議論と演習が行われました。

プログラム内容:
第一部 事例,および研究発表と討論
「保証ケースとコモンクライテリアを利用したS-Caseによるセキュリティ保証」
金子朋子氏(情報セキュリティ大学院大学)
「要求定義段階のモデルからシナリオ生成」
後藤健太氏(早稲田大学)第二部 基調講演
「セキュリティ要求工学技術とその実効性」
吉岡信和氏(国立情報学研究所)第三部 参加型課題討論
ミスユースケースによるセキュリティ要求の抽出演習

関連情報:

OSS推進フォーラム 若手技術者勉強会第5回(2/22開催)[終了]

2013年2月22日(金)のOSS若手技術者勉強会第5回には、15名程度の方が参加し、池田氏(VMWare)によるCloudFoundry についての講演を始め活発な議論が行われました。

勉強会概要

日時:
2013年2月22日(金) 13:00~17:00
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
プログラム内容:
13:00~14:30 PaaS(CloudFoundry)について
14:30~17:00 Camp2013のアウトプットの整頓

OSS推進フォーラム 若手技術者勉強会第4回(12/21開催)[終了]

2012年12月21日(金)のOSS若手技術者勉強会第4回には、30名の方が参加し、活発な議論が行われました。

勉強会概要

日時:
2012年12月21日(金) 13:00~17:00
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
実施概要:
NPO法人トップエスイー教育センターの協賛・後援のもと、OSS推進フォーラムに参加する企業やトップエスイー受講生を対象に月一回のペースで、OSSについて勉強会を実施しています。
第四回は、オーケストレーションをテーマに、OSSのクラウド基盤構築ツールであるChefの講義とハンズオンを実施しました。Chefユーザー会の堀田氏、近藤氏(クリエーションライン株式会社)に講義いただきました。ハンズオンでは2人でペアを組み2台のVMを用いて、Chefの基本操作について勉強。実際に動かすことで理解の深まる実施内容でした。
プログラム内容:
・(講義)Chef について
・(ハンズオン)Chefの利用
 - Hosted Chef Serverを使用したChefの利用
 - Workstationの設定
 - knife-euca を使用した実践
 - recipe を作成して対象ノードを操作

【トップエスイー特別講義】「アジャイル開発」(3/16開催)(終了)

セミナー概要

講義資料はこちらから取得できます

日 時 2013年3月16日(土) 10:30~18:00 (受付開始: 10:00)
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2009, 2010)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
概 要  アジャイル開発を実際に小さなアプリケーション開発で経験することにより、その手法の意味を理解し、導入のためのヒントを得ることを目的とする。
受講者には、実際にチーム開発を行うワークショップScrumに基づいたチーム開発と、その開発を効果的に実現するために必要となる、テスト駆動開発、ペアプログラミングといったXPのプラクティスを体験してもらう。※講義内容は若干変更になる可能性があります。
※本講座は、2013年度にトップエスイーにて開講予定の「アジャイル開発」をベースに時間を短縮した「特別講義」です。正式開講に先立ちまして,トップエスイーの受講生とNPO会員の皆様に特別に開講いたします。講師土肥 拓生 (株式会社レベルファイブ ・ NII特任研究員)参加費会員 無料
一般非会員 16,000円(税込み)
学生非会員 8,000円(税込み)
※NPO法人 トップエスイー教育センター会員は優先的にご参加いただけます。定 員15名(先着順)
※定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。申込方法参加申込みサイトより必要事項を入力の上、お申込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=507152主 催国立情報学研究所 GRACEセンター, NPO法人 トップエスイー教育センターお問合せ窓口セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
inquiry@topse.or.jp