セミナー概要
日時:
(1日目)2014年5月14日(水) 13:00-16:15 プロジェクトマネジメント概論
16:30-18:00 ソフトウェア設計法通論
(2日目)2014年5月28日(水) 13:00-16:15 プロジェクトマネジメントのためのリスクマネジメント手法と意思決定法
16:30-18:00 プロジェクトマネジメント支援ツール
(それぞれ開始30分前より受付開始)
16:30-18:00 ソフトウェア設計法通論
(2日目)2014年5月28日(水) 13:00-16:15 プロジェクトマネジメントのためのリスクマネジメント手法と意思決定法
16:30-18:00 プロジェクトマネジメント支援ツール
(それぞれ開始30分前より受付開始)
会場:
国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム(2009/2010)
概要:
プロジェクトは,それが持つ非定常性ゆえに,その遂行には多くのリスクが伴う。ソフトウェアは目に見えないという特性を持つので,プロジェクトの中でも特に,ソフトウェア開発プロジェクトはマネジメントする上で困難が多く,それ故リスクが大きい。 ソフトウェア開発プロジェクトのリスクを低減するためには,中間目標を設定し,設定した中間目標の達成状況をチェックしながら,段階的にプロジェクトを遂行する必要がある。本講義では、ソフトウェア工学をプロジェクトマネジメントの視点から体系的に説明するとともにリスク識別法やその対処方法を解説し、演習によりその手法を取得する。さらに、ソフトウェアの品質や生産性を向上させるための各種の支援ツールやプロジェクトマネジメントの支援ツールを紹介するとともに,それらの支援ツールを開発する方法を解説する。
講師:
古宮 誠一(国立情報学研究所)
詳細:
1日目:プロジェクトマネジメント概論とソフトウェア設計法通論
1日目はソフトウェア工学をプロジェクトマネジメントの視点から体系的に講義する。具体的には『プロジェクトマネジメント概論』を簡単に説明した後で,「ソフトウェアライフサイクルモデル編」を採り上げて講義する。
『ソフトウェア設計法通論』では,ソフトウェア設計法とは何か,ソフトウェア設計法はそれぞれどのような原理・コンセプトの下で,どのような設計手順が提案されているかを明らかにする。各設計法は,その設計法を構成する原理・コンセプトとそれに基づく設計手順ゆえに,ソフトウェア設計法としてどのような長所と短所を持つか。そのような長所と短所を持つが故に,それを使って開発するソフトウェアとの間に,相性(向き・不向き)が生ずる。その相性の内容をその理由とともに明らかにし,開発対象となるソフトウェアの特徴によって,ソフトウェア設計法を如何に使い分けるべきかを明らかにする。
2日目:リスクマネジメント手法と意思決定法とプロジェクトマネジメント支援ツール
2日目は『リスクマネジメント手法と意思決定法』として,リスク要因をどのようにして洗い出すか,その手順や方法(リスク識別法)を紹介するとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。さらに,その演習によってリスク識別法を習得する。(リスク識別法は有料のセミナーでもほとんど明かされることがない。)そして,(予算や期間などの制約から)抽出された複数のリスク要因のすべてに対して対応することはできないので,抽出されたリスク要因の中から,どれとどれをどのようにして選び,優先してその対策を講じるか(リスク分析法)を説明するとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。加えて,演習によってリスク分析法の習得を目差す。本講義では,リスク識別法とリスク分析法の手順と方法を明らかにするとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。
『プロジェクトマネジメント支援ツール』の授業では,ソフトウェアの品質や生産性を向上させるための各種の支援ツールやプロジェクトマネジメントの支援ツールを紹介するとともに,それらの支援ツールを開発する方法を明らかにする。特に本講義では,それらの支援ツールの中から「開発するソフトウェアへの顧客要求をインタビューによって抽出する作業を,経験の乏しい人でも確実に,かつ,効率良く実施できるように,インタビュアを誘導するシステム」の構築方法を明らかにする。
1日目はソフトウェア工学をプロジェクトマネジメントの視点から体系的に講義する。具体的には『プロジェクトマネジメント概論』を簡単に説明した後で,「ソフトウェアライフサイクルモデル編」を採り上げて講義する。
『ソフトウェア設計法通論』では,ソフトウェア設計法とは何か,ソフトウェア設計法はそれぞれどのような原理・コンセプトの下で,どのような設計手順が提案されているかを明らかにする。各設計法は,その設計法を構成する原理・コンセプトとそれに基づく設計手順ゆえに,ソフトウェア設計法としてどのような長所と短所を持つか。そのような長所と短所を持つが故に,それを使って開発するソフトウェアとの間に,相性(向き・不向き)が生ずる。その相性の内容をその理由とともに明らかにし,開発対象となるソフトウェアの特徴によって,ソフトウェア設計法を如何に使い分けるべきかを明らかにする。
2日目:リスクマネジメント手法と意思決定法とプロジェクトマネジメント支援ツール
2日目は『リスクマネジメント手法と意思決定法』として,リスク要因をどのようにして洗い出すか,その手順や方法(リスク識別法)を紹介するとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。さらに,その演習によってリスク識別法を習得する。(リスク識別法は有料のセミナーでもほとんど明かされることがない。)そして,(予算や期間などの制約から)抽出された複数のリスク要因のすべてに対して対応することはできないので,抽出されたリスク要因の中から,どれとどれをどのようにして選び,優先してその対策を講じるか(リスク分析法)を説明するとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。加えて,演習によってリスク分析法の習得を目差す。本講義では,リスク識別法とリスク分析法の手順と方法を明らかにするとともに,その有効性を示した実験の方法とその結果を示す。
『プロジェクトマネジメント支援ツール』の授業では,ソフトウェアの品質や生産性を向上させるための各種の支援ツールやプロジェクトマネジメントの支援ツールを紹介するとともに,それらの支援ツールを開発する方法を明らかにする。特に本講義では,それらの支援ツールの中から「開発するソフトウェアへの顧客要求をインタビューによって抽出する作業を,経験の乏しい人でも確実に,かつ,効率良く実施できるように,インタビュアを誘導するシステム」の構築方法を明らかにする。
参考文献:
トップエスイー「プロジェクトマネジメント概論」: http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmo2014.htm
トップエスイー「リスクマネジメント」: http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmrm2014.htm
トップエスイー「プロジェクトマネジメント支援ツール」:http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmst2014.htm
トップエスイー「ソフトウェア設計法通論」:http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmsd2014.htm
トップエスイー「リスクマネジメント」: http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmrm2014.htm
トップエスイー「プロジェクトマネジメント支援ツール」:http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmst2014.htm
トップエスイー「ソフトウェア設計法通論」:http://www.topse.jp/syllabus/09/html/pmsd2014.htm
定員:
★原則として2日間受講してください。
両日とも32名
※定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
両日とも32名
※定員に達し次第,申し込みを締め切らせていただきます。
参加費:
NPO法人トップエスイー教育センター会員:無料
非会員:(一般)30000円 (学生)10000円
2日間通じての料金です。(1日のみ参加の場合も変わりません)
非会員:(一般)30000円 (学生)10000円
2日間通じての料金です。(1日のみ参加の場合も変わりません)
参加申込方法:
以下フォームからお申し込みください。
http://form1.fc2.com/form/?id=895141
http://form1.fc2.com/form/?id=895141
主催:
NPO法人 トップエスイー教育センター
協力:
国立情報学研究所 GRACEセンター
お問合せ窓口:
inquiry@topse.or.jp