【TopSEチュートリアル】「アスペクト指向ソフトウェア開発入門」(12/22開催)[終了]

■日 程:2010年12月22日(水)
■会 場:国立情報学研究所 20階ミーティングルーム(2009, 2010)
■講 師:鷲崎弘宜(早稲田大学 理工学術院 准教授 / 国立情報学研究所 客員准教授), 
鄭 顕志(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 助教)

セミナー概要
日 時 2010年12月22日(水) 10:00-17:00
会 場 国立情報学研究所 20階 ミーティングルーム1・2(2004・2005)
概 要 オブジェクト指向を超えて高度な関心事の分離を達成する新世代の開発パラダイム・アスペクト指向について、基礎と理論を体系的に説明し、グループ議論や統合開発環境による演習を通じて使いどころを具体的に解説します。従来のオブジェクト指向開発ではモジュール化が困難であった横断的な関心事(例えばロギング)を、新たなモジュール「アスペクト」へとまとめあげて以降のタイミングで合成するアスペクト指向プログラミングを習得します。特に、Javaの実用的なアスペクト指向拡張であるAspectJを演習環境として取り上げます。さらに、ユースケースを用いて開発の上流工程から横断的関心事を識別し分離するアスペクト指向開発手法を習得します。オブジェクト指向開発をよりよく実現したいと考えるプログラムやSE、オブジェクト指向を超えた先に興味のあるマネージャまで幅広く対応し、アスペクト指向を基本から学びたい初学者にも最適です。

1. はじめに: アスペクト指向の概念
2. アスペクト指向プログラミングの基礎
3. AspectJの基礎(開発環境演習含む)
4. AspectJによる振る舞いへの作用(適用演習含む)
5. AspectJによる構造への作用(適用演習含む)
6. 様々なアスペクト指向プログラミング環境と適用事例
7. ユースケースによるアスペクト指向開発
8. まとめ

※参考書(チュートリアル受講には必須でありません):長瀬, 天野, 鷲崎, 立堀著, “AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門”, ソフトバンクパブリッシング, , 2004年
I. Jacobson and P.W. Ng 著, 鷲崎, 太田, 鹿糠, 立堀 訳,“ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発”,翔泳社, 2006年

内容のレベル 初級
講 師 鷲崎弘宜(早稲田大学 理工学術院 准教授 / 国立情報学研究所 客員准教授)
鄭 顕志(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 助教)
対 象 一般※ 定員 32 名(先着順)
参加費 一般会員 12,000円(税込み)、一般非会員 25,000円(税込み)
学生会員 5,000円(税込み)、学生非会員 8,000円(税込み)
※NPO法人 トップエスイー教育センター、日本ソフトウェア科学会の会員の方は割引の対象となります。
※GRACEセンター協賛企業の方は別途お問い合わせ下さい。
NPO法人 トップエスイー教育センターへ入会をご希望される方は、備考欄に「NPO法人入会希望」とご記入ください。会員価格にてご参加いただけます。なお、会費(年会費12,000円)は会場受付にてお支払ください。
主 催 NPO法人 トップエスイー教育センター
協 力 国立情報学研究所 GRACEセンター
協 賛 日本ソフトウェア科学会 ソフトウェア工学基礎研究会
お問合せ先 セミナーに関するご質問などは、下記アドレスにて承ります。
seminar@topse.or.jp